2025年11月に公開された、映画『ラブライブ!虹ヶ咲学園スクールアイドル同好会 完結編 第2章』は関西が舞台の作品です。ニジガクメンバーたちが訪れた大阪のロケ地をご紹介します。ラブライブ!シリーズが好きで、元アイドル“歌う若女将”こと、アーティストの琴江さんにガイドしていただきました!
TVアニメ、書籍や雑誌、ライブイベントなど、多岐にわたるメディアミックスで展開されてきたラブライブ! シリーズ。
2025年に公開された映画『ラブライブ!虹ヶ咲学園スクールアイドル同好会 完結編 第2章』は、TVアニメから続く、劇場上映シリーズ3部作の第2作。「今もっとも推せるスクールアイドル」を決めるスクールアイドルGPX(グランプリ)への参加を軸に、第1章では沖縄、今作では京都・大阪・神戸の三都市が物語の舞台です。
公式のロケ地マップには、作中に登場するスポットが88カ所掲載され、そのうち大阪府内だけでも36カ所。SNSでは「#えいがさき大阪ロケ地にいってきた」というハッシュタグとともに、映画を楽しんだ皆さんが実際に訪れ、ロケ地巡りを楽しむ様子が数多く投稿されています。
今回、そんな大阪市内のロケ地を案内してくれるのは、関西を中心にライブ活動を行うアーティストの琴江さん。
大阪でセルフプロデュースアイドルとしての活動経験も持つ琴江さんは、2013年リリースのスマートフォン向けアプリゲーム『ラブライブ!スクールアイドルフェスティバル』からラブライブ!シリーズを応援しています。現在は「歌う若女将」として滋賀県高島市の温泉宿を切り盛りしながら、作詞作曲も自身で手がけるアーティストとしてライブ活動を続けています。
ラブライブ!シリーズへの愛と、関西で活動してきた経験をあわせ持つ琴江さんとともに、映画の舞台となった大阪の街を巡ります。
「みんなで叶える物語」をテーマに、女子高校生が学校で活動するアイドル・"スクールアイドル"を通して夢を叶えていく姿を描くプロジェクト。最初のシリーズである『ラブライブ!』を皮切りに、『ラブライブ!サンシャイン!!』など、多くのシリーズを生み出し、TV アニメの放送や、キャストによるライブイベントなど、多岐にわたる展開を行っています。2025年には最新シリーズとなる『イキヅライブ!LOVELIVE! BLUEBIRD』を発表しました。
ラブライブ!虹ヶ咲学園スクールアイドル同好会とは
ラブライブ!シリーズ3作目となる、『ラブライブ!虹ヶ咲学園スクールアイドル同好会』は、東京・お台場にある、自由な校風と専攻の多様さで人気の高校「虹ヶ咲学園」が舞台。スクールアイドル同好会に所属するニジガクメンバーが、ソロのスクールアイドルとして切磋琢磨し、夢を追いかけていく姿が描かれています。
2027年冬に、映画『完結編 第2章』の続きを描く映画『ラブライブ!虹ヶ咲学園スクールアイドル同好会 完結編 最終章』を公開予定。また、2026年6月6日(土)、6月7日(日)に大阪城ホールにて、6月13日(土)、14日(日)に京王アリーナ TOKYOにて「ラブライブ!虹ヶ咲学園スクールアイドル同好会 8th Live! TOKIMEKI Expres」が開催されます。
映画公式サイト
ライブ特設サイト
Guide
大阪駅からロケ地巡りスタート!
ロケ地巡りは大阪駅から。作中でメンバーが大阪駅のホームに降り立つシーンでも映っている、ドームで覆われた屋根が印象的です。
駅直結の大阪ステーションシティには、待ち合わせや休憩に使われる広場がいくつかあり、作中にもたくさん登場します。まずは、大阪駅中央口改札を出て、ノースゲートビルディング1階中央に位置する「暁の広場」へ。
そして、暁の広場からエスカレーターで2階に上がると「アトリウム広場」に出ます。広場近くの中央北口も作中に登場します。
続いて、アトリウム広場からエスカレーターで上階へ進み、5階に広がる「時空(とき)の広場」へ。
駅の屋上に広がるドーム型の広場で、「金時計」「銀時計」が南北にあり、人工芝のエリアは休憩にも人気の場所です。
こちらの広場は、スクールアイドルGPXのステージの一つとして登場しました。
てんしば「OSAKAモニュメント」で記念撮影!
続いて訪れたのは、天王寺公園エントランスエリア「てんしば」。最寄りの天王寺駅には、大阪駅からJRやOsaka Metro1本で到着します。
作中に映る「OSAKA」のモニュメントは、てんしばに入り、天王寺動物園の方角を目指して歩いていくと見つかります。ニジガクメンバーが大阪観光を楽しむシーンに登場する天王寺動物園も、ぜひ立ち寄りたいスポット。
そして天王寺動物園の新世界ゲートからすぐの場所には、大阪のランドマーク的存在「通天閣」が。
作中に映る、跳ね出し展望台「TIP THE TSUTENKAKU」は先端部分の床がガラス張りで、スリル満点。ほかにも、ハーネスを着けてのアスレチックやスライダーなど、体験アトラクションも楽しむことができます。
作中シーンを再現! 日本橋・難波エリアへ
続いて、日本橋エリアへやってきました。通天閣から歩いて13分、堺筋を歩いてくると、作中の日本橋のシーンにも映る「Joshinスーパーキッズランド本店」の看板が見えてきます。
琴江さんは作詞作曲を行いながらアイドル活動をしてきて、活動を始めた当初は日本橋のライブハウスでステージに立つことも多かったそう。
「ラブライブ!シリーズを好きになったきっかけは、楽曲から。 J-POPやアニソン界で活躍する作曲家たちが作っていて、好きな曲がたくさんあります」と、想いを語ってくれました。
堺筋周辺に広がる「でんでんタウン」は、大阪を代表する電気街。そして、堺筋から1本西に入った筋に面しているのが「日本橋商店会」です。
昭和レトロな雰囲気が残り、家電専門店、着物や骨董のお店など、さまざまなジャンルの店舗が集まっています。この日本橋商店会の中に、作中で天王寺瑠奈と生徒会副会長が登場するシーンの舞台となった場所があります。
店舗が密集し、路地が入り組んだ場所ですが、作中と同じ構図を探しながら歩くのもロケ地巡りの醍醐味のひとつ。街を少し違った角度から見る楽しさがあります。
久しぶりに日本橋に来ました! ロケ地巡りに興味はあったのですが、初めての体験。作品のシーンと同じ構図を探すのも楽しいし、バチッとはまった瞬間はテンションが上がりますね。
同じポーズで記念撮影! 難波八阪神社の獅子殿
日本橋商店会から難波元町方面へ15分ほど歩くと「難波八阪神社」に到着します。難波八阪神社は、古くは「難波下の宮」と称され、難波一帯の産土神(うぶすながみ)として信仰されてきた由緒ある神社。現在の社殿は戦後に再建されたもので、境内に入ってまず目を引くのが、巨大な獅子頭をかたどった「獅子殿」です。
高さ約12メートル、幅7メートル、奥行き7メートル、近くに立つと圧倒されるスケールとビジュアル! 古くから獅子舞が盛んだったこの地域の歴史を背景に、魔よけの獅子として本殿とともに造営されたものです。
大きく口を開けた獅子が邪気を飲み込んで勝運や商運を招くとされ、学業成就や就職、事業繁栄などを願って、全国から多くの参拝者が訪れています。インパクト抜群で、海外観光客からの人気も高いそう。
映画では、この獅子殿を前に、天王寺璃奈が大きく口を開けて真似をするシーンも。現地で同じポーズで再現写真を撮るのもロケ地巡りならではの楽しみ方です。
初めて来ましたが、獅子殿の見た目のインパクトが本当にすごい! 獅子舞などの奉納の際は、獅子の目がライトで、鼻がスピーカーの役割をしていると聞いて「ここでライブをしたら……」なんて想像するのも楽しかったです。「ここだ!」ってすぐにわかるスポットも嬉しいですね。
THE大阪! 道頓堀でたこ焼きを頬張って
難波八阪神社から15分ほど歩くと、道頓堀エリアに到着します。
有名なグリコサインがある道頓堀の風景は、まさに「これぞ大阪!」。こちらも、ニジガクメンバーが大阪観光を楽しむシーンに登場するスポットでもあり、メインビジュアルの背景としても登場しています。
川沿いには、たこ焼き屋さんがたくさんあって、作中に登場する店舗も。
お店をはしごして食べ比べするのも良さそうです。
定番の大阪観光スポットも、作品のロケ地として訪れることで、また違った楽しさが生まれます。
南堀江、ダンスシーンで登場したテラス席でふわふわパンケーキとおすすめプリン
道頓堀から西へおよそ1km。歩いて15分ほどで、南堀江公園前にあるカフェ&ダイナー「TABLES Coffee Bakery&Diner」に到着します。
こちらは、作中でミア・テイラーのダンスシーンに登場するロケ地のひとつ。パスタやハンバーグなどの食事メニューのほか、旬のフルーツを使ったパフェやスイーツも楽しめます。
せっかくなのでMVに映っていたテラス席へ。同じ画角で写真を撮ってみると「まさにこの席だ!」と嬉しくなります。
注文したのは映像と同じように「コームハニー&フレッシュフルーツのパンケーキ」と「プレミアムプリン」、そして「タブレスブレンド」。
パンケーキの生地はやや薄めで、ふわふわと軽い口当たり。そのまま食べられるみつばちの巣蜜「コームハニー」はじゅわっと甘く、豪華な見た目に反してぺろりと食べられます。
実は、スイーツよりお酒、カフェより居酒屋派だという琴江さん。「お洒落なカフェに1人で行くことって、あまりないから良いきっかけになりますね!」と、にっこり。
好きな作品や推しキャラをきっかけに、普段は立ち寄らない場所を訪れたり、いつもは選ばないメニューを注文したり、新しい発見もありそうです。
公園が目の前にある落ち着いたエリアなので、映画のストーリーを振り返りながら、ひと息つくのにもぴったりです。
作品に登場するお店を訪れたり、推しと同じメニューを注文したりするのって、やっぱり楽しいですよね。同じ場所に座って、同じものを食べる。緯度と経度は一緒で、ただ違う時間や次元にいるだけなんですよ。同じ空間を共有している気分になれるのが嬉しい!
日~木曜 11:00~19:00(L.O.18:00)
金・土曜 11:00~20:00(L.O.19:00)
水辺の眺めと個性豊かな飲食店が楽しい、TUGBOAT_TAISHO
続いて向かうのは、大正駅近くにある「TUGBOAT_TAISHO(タグボート大正)」。南堀江からは徒歩20分ほどの距離です。
こちらも、外のテーブルが天王寺璃奈のアニメーションMVに登場します。
タグボート大正は、個性豊かな飲食店が立ち並んでいて、不定期でライブやアートイベントも開催されている複合型施設。映画公開時には、公式ロケ地マップの配布やキャンペーンの立ち寄り施設にもなっていて、作品とも縁の深いスポットです。
アイドルや音楽仲間と、普段からよく飲みに来ていました! いろんなお店があって、気分に合わせて選べるのが楽しいですよ。ミナミエリアのロケ地は、それぞれ少しずつ距離があるので、効率よくまわりたい人はタクシー移動を取り入れても良いと思います。
印象的なシーンの舞台、イノゲート大阪のスカイガーデンへ
ロケ地巡りはいよいよ後半戦。スタート地点の大阪駅に帰ってきました。大正駅から大阪駅へは、JR大阪環状線で一本です。
大阪駅3階のインフォメーション付近から案内に従って進むと、「イノゲート大阪」へ。
大阪ステーションシティ内にある施設で、6階にはワークスペースや休憩場所としても利用できる「スカイガーデン」があります。
ここは、宮下 愛と優木せつ菜(中川菜々)が語り合うシーンの舞台。
落ち着いた場所で、都会らしい夜の雰囲気が良かったです。作中でも大阪・梅田エリアは「ダンジョン」だと言われていましたが、大阪駅周辺は広場や休憩できる場所がたっぷりあるので安心ですね。
メインビジュアルにも登場。梅田スカイビル 空中庭園展望台
大阪駅から、うめきた公園の横を通って「梅田スカイビル」へ。
今作のキービジュアルにも使用され、天王寺璃奈とミア・テイラーが気持ちを通じ合わせるシーンや、ダンスシーンの舞台としても描かれました。
梅田スカイビルの空中庭園展望台は、地上173mの高さから大阪の街並みを360度見渡せる屋上開放型の展望台。海外からの観光客も多く訪れる、大阪を代表する人気スポットです。
専用入口から入り、39階のレセプションカウンターで受付をすませて、屋上へ進みます。
屋上に出ると、眼下にはきらめく大阪の夜景が!
足元に広がるのは、蓄光石が光を放つ「ルミ・スカイ・ウォーク」。星空をモチーフにしていて、街の灯りと重なって幻想的な雰囲気を演出します。きらめく光景を眺めながら、メインビジュアルの再現度の高さにも感動!
展望台の一角には、作中にも登場したハート形の南京錠「ハートロック」が。Webで予約をすればショップで購入でき、記念日や名前を刻印することができます。
そして、作中のダンスシーンではスカイウォークの中央にステージが現れていました。
大阪らしい都会の眺めを楽しめました! ダンスシーン映像と、自分が知っている大阪の風景が入り混じって、その場所に自分が立てるのが特別な感じがしますね。追体験をしているようで、とても良かったです。
市内だけじゃない! 劇中に登場する大阪府のスポット
枚方T-SITE
京阪電車枚方市駅南口から徒歩1分。「街のリビング」をコンセプトに、本と雑誌を軸にしたライフ提案型施設。映えスポットとしても知られる7mの本棚が天王寺璃奈のMVに登場。
SENNAN LONG PARK(泉南りんくう公園)
関西国際空港を望む「タルイサザンビーチ」と「泉南マーブルビーチ」が隣接する公園。「日本の夕陽百選」としても有名。こちらも天王寺璃奈のMVに登場。
ニジガクメンバーが訪れた大阪ロケ地で、作品をより深く楽しもう
「自分1人では訪れなかった場所に行くきっかけになりました! これもロケ地巡りの楽しさのひとつですよね」と琴江さん。
映画を鑑賞してから、その場所を訪れると、作品のなかで流れていた空気や時間がより鮮明に感じられるはず。思い入れのあるシーンのロケ地をチェックして、ぜひ実際に訪れてみてくださいね。
『ラブライブ!虹ヶ咲学園スクールアイドル同好会 完結編 第2章』Blu-ray(特装限定版)が2026年3月25日に発売にされます。
価格:11,000円(税込)
発売・販売元:バンダイナムコフィルムワークス
映画公式サイト
Photo:古賀亮平(Ryohei Koga)
Edit:オカジマアヤノ(Ayano Okajima)
Direction:人間編集舎